「肝硬変」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「肝硬変」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「肝硬変」の正しい読み方は「かんこうへん」
「肝硬変」の正しい読み方は「かんこうへん」です。
「肝」には「肝炎」【かんえん】「肝胆」【かんたん】など「かん」という読み方があります。
「硬」は「硬球」【こうきゅう】「強硬」【きょうこう】など「こう」と読み「変」は「変節」【へんせつ】「急変」【きゅうへん】など「へん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かんこうへん」が「肝硬変」の正しい読み方です。
「肝硬変」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「肝硬変」のよくある間違った読み方として挙がるのが「きもこうへん」「かんかたへん」です。
「肝」には「肝吸」【きもすい】「肝を冷やす」【きもをひやす】など「きも」という読み方があり「硬」は「硬め」【かため】「バリ硬」【ばりかた】など「かた」とも読みます。
どちらも「肝硬変」には当てはまりません。
「肝硬変」について説明
「肝硬変」とは、「肝臓に炎症が発生し硬く変化してしまう病気」です。
肝臓に慢性的な炎症が起こり線維組織が増えることで起きる疾患です。
発症すると肝臓細胞の破壊と再生が繰り返されて線維化が起こり、正常に機能しないかさぶたのような硬い状態に変化します。
末期になると肝機能のほとんどが失われてしまう恐ろしい病気です。
「肝硬変」の言葉の由来
「肝臓が硬く変化する」に由来します。
まとめ
「肝硬変」は肝炎ウイルスのほかアルコールの過剰摂取も原因の1つです。
命に関わるので読み方と合わせて病気についても知っておきましょう。