「脛」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「脛」の読み方とは? 読み方

この記事では、「脛」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「脛」の正しい読み方

「脛」の正しい読み方は「すね・はぎ」です。

「すね・はぎ」共に訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「脛」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「脛」「くび」「ひざ」「ひじ」などと間違って読まれることがあります。

「脛」について説明

「脛」とは、「身体の部位で、膝(ひざ)からくるぶしまでのこと」という意味です。

足の下半分の真っすぐな部分で、皮下脂肪が薄いために、わずかな衝撃でも大きな苦痛を感じることから、「弁慶の泣き所」とも呼ばれて、「強い者でもちょっとした部分が弱点であることのたとえ」という意味です。

また、「親の脛かじり」「いつまでも親などから学資や生活費をもらって生活していることのたとえ」という意味、「脛に傷を持つ」「内心やましいところがあることのたとえ」「過去によくない隠し事があることのたとえ」という意味など、さまざまな慣用句に使われています。

「脛」の言葉の由来

「脛」という漢字は「月(人の肉)」+「巠(まっすぐ)」の象形で成り立っている語で、ここから「脚の真っすぐな部分」になりました。

元々は「はぎ」と呼ばれていましたが、「脚茎骨(あしぐきほね)」「進根(すすみね)」「足根(あしね)」などの言葉が音変化して「すね」と言う様になったと言われています。

まとめ

今回は「脛」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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