この記事では、「靄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「靄」の正しい読み方は「もや」
「靄」の正しい読み方は「もや」となります。
「靄」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「靄」は音読みで「アイ」、訓読みで「もや」と読みます。
音読みの「アイ」は熟語で使われています。
そのため、「靄」を読み間違えることは少ないでしょう。
しかし、「靄」と見た目が似ている漢字の「霞(かすみ)」や「霧(きり)」、「霰(あられ)」などと間違えないように気を付けたいものです。
「靄」について説明
「靄」とは、大気中に細かい水滴が無数に浮遊したものが立ち込めて、遠方がかすんで見えるものや状態を意味しています。
「朝靄(あさもや)」は朝に立ち込める靄のことを表しています。
また、「薄靄(うすもや)」は薄くかかっている靄を言います。
「靄然(あいぜん)」は靄などが立ち込めたり、雲がたなびくさまの意味があります。
「靄靄(あいあい)」は靄がかかったさまや雲がたなびくさま、あるいは和やかなさまを表しています。
そして、「晨煙暮靄(しんえんぼあい)」は朝に出る霧と夕方に出る靄の風景を意味しています。
「晨煙」が早朝に出る霧のことで、「暮靄」は夕暮れに出る靄を指しています。
「靄」の漢字は「もや」、「立ち込めた薄い霧」、「雲がたなびくさま」などを表しています。
さらに、「靄」は英語で「haze」などと表記することができます。
まとめ
今回は「靄」についてご紹介してきました。
「靄」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。