「細目」という言葉の読み方はどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「細目」の正しい読み方と意味について解説します。
「細目」の正しい読み方は「さいめ」と「さいもく」どちら
「細目」という言葉の読み方として思いつくのが「さいめ」と「さいもく」の2つです。
「さいめ」と「さいもく」の2つのうちどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「さいめ」と「さいもく」のうち「細目」の読み方として正しいのは「さいめ」と「さいもく」の両方です。
「細目」の「細」は「細心(さいしん)」「繊細(せんさい)」など「さい」と読みます。
「目」は「目頭(めがしら)」「欲目(よくめ)」など「め」という読み方のほかに「目測(もくそく)」「着目(ちゃくもく)」など「もく」という読み方もあります。
漢字の読み方の通り「さいめ」と「さいもく」どちらも正しい読み方です。
「細目」には「さいめ」と「さいもく」の他にもうひとつ正しい読み方があり「ほそめ」とも読みます。
「細目」の意味
「細目」を「さいめ」と読む場合の意味は「あらい織り目」です。
織りの荒い麻布のことを細目布(さいめぬの)」といいます。
「細目」を「さいもく」と読む場合の意味は「細かいところまで詳細に記された項目」です。
大雑把な内容ではなくと詳しく細かいところまで項目が書かれていることを表す言葉です。
「概要」「大綱」などおおよそを表す言葉の反対語にあたります。
「ほそめ」と読む場合の意味は「細めの目つき」「細かいネジのピッチ」です。
「細目」の言葉の使い方や使われ方
・『細目に目を通す』
・『細目布でバッグを作る』
・『概要だけではわからないので細目をチェックする必要がある』
まとめ
「細目」は「さいめ」と「さいもく」どちらの読み方も正しく、読み方によって意味が変わります。
読み方と意味を合わせて知っておきましょう。
