この記事では、「舘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「舘」の正しい読み方は「かん」と「やかた」と「たて」、「たち」
「舘」は音読みだと「かん」と読み、訓読みだと「やかた」や「たて」、「たち」と読む漢字です。
「舘」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「舘」は字体に「舎」を含めるため、「舎」の音読みである「しゃ」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
また、部首が「舌」であるため、「舌」の音読みである「ぜつ」や訓読みである「した」と読み間違えてしまうケースも考えられます。
「舘」について説明
「舘」は「館」の俗字です。
したがって、「舘」には「館」と同じく「やかた」や「やしき」、「やど」、「やどや」という意味が含まれています。
「舘」は食器に食べ物を盛り、ふたをした象形と屋根や家屋の象形、祭用の肉の象形を合わせ、「長期滞在者に食事を提供する場所」を意味する漢字として成り立ちました。
また、「舘」は日本人の姓でもあり、この姓を持つ有名人としては「舘ひろし」などが有名です。
「舘」姓の由来は桓武天皇の子孫で平の姓を賜った家系の平氏貞盛流である説や清和天皇の子孫で源姓を賜った氏がルーツである説などが挙げられています。
まとめ
「舘」は音読みだと「かん」と読み、訓読みだと「やかた」や「たて」、「たち」と読む漢字です。
字体に「舎」を含めるため、「しゃ」と読み間違えてしまうケースや部首が「舌」であるため、「ぜつ」や「した」と読み間違えてしまうケースが考えられるということでした。
