この記事では、「鞄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鞄」の正しい読み方は「ほう」と「かばん」、「なめしがわ」
「鞄」は音読みだと「ほう」と読み、訓読みだと「かばん」や「なめしがわ」と読む漢字です。
「鞄」という漢字には読みと同じく「かばん」や「なめしがわ」、「なめしがわを作る職人」という意味が含まれています。
「鞄」は「頭から尻尾まではいだ獣の皮」の象形と「人が腕を伸ばして抱え込んでいる」の象形、「胎児」の象形を組み合わせ、革で包んだ「かばん」を意味する漢字として成り立ちました。
「鞄」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鞄」は字体に「革」を含めるため、「かわ」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
また、同じく字体には「包」を含みます。
「鞄」と「包」の音読みはどちらも「ほう」と読みますが、訓読みで「つつ(む)」という読み方は「包」しかありません。
したがって、「鞄」も「つつ(む)」と読み間違えてしまうケースが考えられます。
「鞄」について説明
「鞄(かばん)」は「革やズックなどで作り、書類その他の物を入れる携帯用具」という意味を表す言葉です。
また、「(かばんに金を入れることから)選挙に必要な資金の俗称」という意味も含んでおり、「地盤」「看板」と合わせて「三ばん」とも呼ばれています。
まとめ
「鞄」は音読みだと「ほう」と読み、訓読みだと「かばん」や「なめしがわ」と読む漢字です。
字体に「革」や「包」を含めるため、「かわ」や「つつ(む)」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。