「黙示録」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「黙示録」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「黙示録」の正しい読み方は「もくしろく」
「黙示録」の正しい読み方は「もくしろく」です。
「黙」には「黙祷」【もくとう】「沈黙」【ちんもく】など「もく」という読み方があります。
「示」は「示唆」【しさ】「図示」【ずし】など「し」と読み「録」は「録画」【ろくが】「収録」【しゅうろく】など「ろく」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「もくしろく」が「黙示録」の正しい読み方です。
「黙示録」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「黙示録」のよくある間違った読み方として挙がるのが「もっしろく」「もくじろく」です。
「黙」には「黙考」【もっこう】「黙許」【もっきょ】など「もっ」という読み方があり「示」は「示現流」【じげんりゅう】「掲示」【けいじ】など「じ」とも読みます。
どちらもの読み方も「黙示録」には当てはまりません。
「黙示録」について説明
「黙示録」とは、「新約聖書の最後の書」のことです。
キリスト教の正典である新約聖書は全部で27の書物で構成されています。
27冊のうち27番目に当たる最後の書を「ヨハネの黙示録」または「黙示録」といいます。
新約聖書の中では唯一の予言的性質を持つ書物で、この世の終末や最後の審判など未来について書かれているのが特徴です。
「黙示録」の言葉の由来
神が人に対し啓示することを表すラテン語に由来します。
まとめ
「黙示録」は映画や小説のタイトルとしてもよく使われています。
日本人には馴染みが薄く身近な言葉ではありませんが正しい読み方と意味を知っておきましょう。