この記事では、「鼓」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「鼓」の正しい読み方は「こ」と「つづみ」
「鼓」は音読みだと「こ」と読み、訓読みだと「つづみ」と読みます。
「鼓」は「(打楽器の一種である)つづみ」や「うつ」、「たたく」、「つづみを打つ」、「奮い立たせる」、「はげます」という意味を含める漢字です。
「鼓」という漢字は太鼓の象形と手にバチを持って打つ象形を組み合わせ、「太鼓」を意味する漢字として成り立ちました。
「鼓」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「鼓」は字体に「支」という漢字を含んでいるため、「支」の音読みである「し」や訓読みの「ささ(える)」と読み間違えてしまうケースが考えられるでしょう。
また、「吉」という漢字も含んでいるため、「吉」の音読みである「きち」や「きつ」の他、「よし」と読み間違えるケースも考えられます。
「鼓」を使った熟語
ここでは「鼓」を使った熟語を紹介していきます。
「太鼓(たいこ)」
「太鼓」は木製や金属製などの胴の両面または片面に皮などを張った打楽器の1つです。
「舌鼓(したつづみ)」
「舌鼓」は「うまいものを飲食したときに舌を鳴らす音」や「不満げに舌を鳴らす音」、「舌打ち」を意味する言葉です。
まとめ
「鼓」は「こ」や「つづみ」と読み、「(打楽器の一種である)つづみ」や「うつ」、「たたく」、「つづみを打つ」、「奮い立たせる」、「はげます」という意味を含みます。
字体に「支」や「吉」という漢字も含んでいるため、「し」や「ささ(える)」、「きち」、「きつ」、「よし」と読み間違えるケースが考えられるということでした。