この記事では、「好々爺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「好々爺」の正しい読み方
「好々爺」の正しい読み方は「こうこうや」です。
本来「好好爺」と書き、「こう・こう・や」は音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「好々爺」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「好々爺」は「こうこうじい」「すきすきじい」などと間違って読まれることがあります。
「好々爺」について説明
「好々爺」とは、「気が良く、善意にあふれたおじいさん」という意味です。
明るく元気で、地域の活動に積極的に関わったり、若い人の面倒を見る気立てのいい男性の高齢者を表します。
「好々爺」は名詞として「彼は本当に好々爺だ」「好々爺たる面を見せる」などと使われます。
対義語は「老害(ろうがい)」で、「傍若無人に振る舞い若者に負担や迷惑をかけている高齢者」、転じて「組織や社会で幅を利かせすぎ疎まれる高齢者」という意味です。
「好々爺」の言葉の由来
「好々爺」は漢字の意味から成り立つ語です。
「好」は「す(き)」とも読み「愛する」「このましい」という意味、「々」は繰り返しを表す踊り字のひとつで、「同の字点」と呼ばれます。
漢字ではなく記号ですので、読み仮名はありません。
「爺」は「おやじ」とも読み「男の年寄り」という意味、「好々爺」で「気立てがよくこのましい男の年寄り」になります。
まとめ
今回は「好々爺」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。