この記事では、「実山椒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「実山椒」の正しい読み方は「みざんしょう」
「実山椒」の正しい読み方は「みざんしょう」です。
これは「実(み)」と「山椒(さんしょう)」を組み合わせた言葉ですが、日本語のルールとして複数の単語を組み合わせる際に「連濁」を用いているため、「さんしょう」の「さ」を濁音の「ざ」と発音しています。
「実山椒」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「実山椒」は山椒の読み方を知らなければ正しく読むことが難しいでしょう。
「椒(ショウ)」が「淑(シュク)」と似ていることから「実山椒」を「みさんしゅく」と読む人もいるでしょう。
また「実」は「ジツ」「みのる」と読め、「山」は「やま」とも読めることから「みやましょう」「じつさんしょう」と読んでしまう可能性もあります。
「実山椒」について説明
「実山椒」は、漢字が表す通り「山椒」の「実」の部分のことです。
山椒はミカン科に属する強い香気を持つ植物で、若葉と果実が食用されています。
葉の部分はいわゆる「木の芽」とよばれているもので、料理の薬味や木の芽和えの味付けに、実の部分はしびれるような刺激と辛味、芳香があり粉にしたものが「粉山椒」として香辛料に使用されています。
そして「実山椒」は若く柔らかい状態のときに採集し、生のままアク抜き処理をしてから佃煮や漬物にするほか、乾燥させたものを挽いて辛い料理の香味付け、うなぎのかば焼きの薬味などに用いられています。
まとめ
「実山椒」は山椒の実のことで「みざんしょう」と読むのが正しいです。
「みやましょう」「じつさんしょう」などと読み間違えないようにしましょう。