「帆風」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「帆風」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「帆風」の正しい読み方は「ほかぜ」
「帆風」の正しい読み方は「ほかぜ」です。
「帆」には「帆柱」【ほばしら】「白帆」【しらほ】など「ほ」という読み方があります。
「風」は「風除け」【かぜよけ】「波風」【なみかぜ】など「かぜ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ほかぜ」が「帆風」の正しい読み方です。
「帆風」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「帆風」のよくある間違った読み方として挙がるのが「はんかぜ」「ほふう」です。
「帆」には「帆布」【はんぷ】「開帆」【かいはん】など「はん」という読み方があり「風」は「風力」【ふうりょく】「送風」【そうふう】など「ふう」とも読みます。
どちらも「帆風」の読み方としては使いません。
「帆風」について説明
「帆風」とは、「船の後から吹いて帆に当たり推進力となる風」を指す言葉です。
船を押し進める方向に吹く風を表します。
簡単に言えば船を進行方向に進める「追風」や「順風」のことで、風を動力にして航行する帆船にとって重要な風です。
船を目的の方向へと進める風であることから転じて「推し進める勢い」「時勢に乗った力」「はぶり」など物事にとって良い状況を表す意味でも用いられる表現です。
「帆風」の言葉の由来
「帆に受ける風」に由来します。
まとめ
「帆風」は本来の意味である風向きを表す意味以外に良い状況の例えとしても用いられます。
読み方と合わせて2つの意味も理解しておきましょう。