この記事では、「彼岸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「彼岸」の正しい読み方
「彼岸」の正しい読み方は「ひがん」となります。
「彼岸」は「彼」を「ひ」、「岸」は「がん」と読みます。
「彼岸」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「彼岸」の「彼」は音読みで「ヒ」、訓読みで「かの」、「かれ」と読みます。
また、「岸」は音読みで「ガン」、訓読みで「きし」、「かどだ(つ)」と読むことができます。
そのため、「彼岸」を「かれぎし」や「かのぎし」などと読まないように気を付けたいものです。
「彼岸」について説明
「彼岸」とは、向こう側の岸を指しています。
または、春分、秋分の前後七日間のことを表しています。
さらに、仏教で悟りの境地を意味しています。
「彼岸」の対義語は「此岸(しがん)」になります。
地名では、山口県山陽小野田市にある「彼岸田(ひがんだ)」があります。
そして、ことわざの「暑さ寒さも彼岸まで」とは、夏の残暑は秋の彼岸頃にはおさまって涼しくなり、余寒は春の彼岸頃には和らいで暖かくなり、過ごしやすくなるという意味があります。
「彼岸」の漢字の「彼」は「かれ」、「かの」、「あの」などを表しています。
「岸」は「きし」、「水ぎわ」、「がけ」などを意味しています。
英語では「彼岸」を「equinox」と表記することができます。
まとめ
今回は「彼岸」についてご紹介してきました。
「彼岸」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。