この記事では、「房飾り」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「房飾り」の正しい読み方は「ふさかざり」
「房飾り」は「ふさかざり」と読むのが正しい言葉です。
「房」の字を「ふさ」と読み、「飾り」を「かざり」と読みます。
「ふさ」も「かざり」も双方の漢字の訓読みに該当する読み方で、「かざり」の場合は送り仮名の「り」が付加されています。
「房飾り」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「房飾り」の間違いやすい読み方は「ぼうかざり」や「ほうかざり」といえるでしょう。
「房」は音読みで「ぼう」や「ほう」とも読みますが、「房飾り」は「房」と「飾」の訓読みを取り入れた読み方になるため誤用になります。
「飾り」についても、音読みの「しょく」を取り入れて「ふさしょくり」などと読まないよう注意しましょう。
「房飾り」について説明
「房飾り」は装飾品の一種で、糸や紐、細い布などを束ねて片方の先端を縛り、その反対側が房のような形状になっているアイテムのことを指します。
カタカナで「タッセル」と呼ばれることもあります。
古くから縁起の良いアイテムとして親しまれ、国内では儀礼品や祭礼品の装飾などに用いられることが多く、「房飾り」と同じ意味とされる「タッセル」は魔除けのお守りとして使用されていたようです。
現在、「房飾り」はショールの縁や靴などの飾りとして使用されるほか、カーテンの留め具やイヤリングなど幅広いシーンで活用されています。
まとめ
「房飾り」の正しい読み方は「ふさかざり」になります。
「房」と「飾」の訓読みを取り入れているのがポイントです。
「房飾り」が装飾品のひとつである点や、古くから縁起のよいアイテムであった点も併せて覚えておきましょう。
ぜひ言葉の読み方を理解する参考にしてください。