「分銅」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「分銅」の正しい読み方と意味について解説します。
「分銅」の正しい読み方は「ぶんどう」と「ふんどう」どちら
「分銅」という言葉は「ぶんどう」と「ふんどう」の2つの読み方が考えられます。
「ぶんどう」と「ふんどう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「分銅」の正しい読み方は「ふんどう」です。
「分銅」の「分」には「分類」【ぶんるい】「成分」【せいぶん】など「ぶん」という読み方と「分針」【ふんしん】「分別」【ふんべつ】など「ふん」という読み方があります。
「銅」は「銅板」【どうばん】「赤銅」【しゃくどう】など「どう」と読みます。
漢字それぞれの読み方から考えると「ぶんどう」と「ふんどう」のどちらの読み方も当てはまりそうに思いますが、正しい読み方として辞書に掲載されているのは「ふんどう」のみで「ぶんどう」という読み方は使われていません。
「分銅」の意味
「分銅」とは、「円柱形などに成形された金属の塊」です。
金属を成形した塊で「銅」という漢字が使われていますが材料は銅だけに限らず鉄や真ちゅうなど様々な金属で作られます。
かつては鎖の先端に取り付け振り回して使う武器として用いられましたが、現在で質量の基準として天秤で使う重りとしての使用法が一般的です。
「分銅」の言葉の使い方や使われ方
・『上皿天秤と分銅で重さを量る』
・『鎖分銅を振り回す』
・『和時計時には重りとして分銅が使用されている』
まとめ
「分銅」の正しい読み方は「ふんどう」で「ぶんどう」とは読みません。
現在では理科の実験で使う上皿天秤とセットで用いられることがほとんどですが、ピンセットでつまむような小さいものではなく巨大なものも存在します。
あまり使う言葉ではありませんが正しい読み方を覚えておきましょう。