この記事では、「口座振替」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「口座振替」の正しい読み方
「口座振替」の正しい読み方は「こうざふりかえ」です。
「こうざ」は音読みです。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「振替」は訓読みです。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「振替」は本来「振り替え」と送り仮名が入りますが、文化庁により、送り仮名を含む語句を名詞として使う場合、送り仮名は省略できるとされています。
「口座振替」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「口座振替」は「こうざふりこみ」「ろざふりかえ」などと間違って読まれることがあります。
「口座振替」について説明
「口座振替」とは、「金融機関において、特定の支払いについて預金者の口座から、指定された日に自動的に引き落として、受取人の口座に振り込み、支払い手続きを済ませるサービス」という意味です。
家賃・電気・ガス・水道・電話代・税金など、定期的に支払うことが決まっているものに対して、一度設定することで、毎月指定された日に自動的に支払い処理してくれるサービスのことです。
類語に「口座振込」があり、「預金者が受取人の口座に、自分で支払い手続きを行うこと」という意味です。
「口座振替」の言葉の由来
「口座振替」は「口座+振込」で成り立っています。
「口座」は「金融機関で、加入者ごとに金銭の記録・計算を行う仕組み」という意味、「振替」は「ある勘定の金額を他の勘定に移すこと」という意味、「口座振替」で「金融機関で、支払人の口座からある金額を受取人の御口座に移すサービス」になります。
まとめ
今回は「口座振替」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。