「嘱託社員」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「嘱託社員」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「嘱託社員」の正しい読み方
「嘱託社員」の正しい読み方は「しょくたくしゃいん」です。
「嘱託」は「嘱託医」【しょくたくい】「嘱託殺人」【しょくたくさつじん】など「しょくたく」と読みます。
「社員」は「社員食堂」【しゃいんしょくどう】「派遣社員」【はけんしゃいん】など「しゃいん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しょくたくしゃいん」が「嘱託社員」の正しい読み方です。
「嘱託社員」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「嘱託社員」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ぞくたくしゃいん」です。
「嘱」に「ぞく」という読み方はありません。
「ぞくたくしゃいん」は「嘱」のつくりの部分「属」の読み方を当てたことによる読み間違いです。
読めないのに無理やり読もうとしたケースでよく見られます。
「嘱託社員」について説明
「嘱託社員」とは、「正社員ではない雇用形態で雇われている社員」を表す言葉です。
正規の雇用契約を結んだ正社員ではない臨時の社員や非常勤の社員を指します。
一般的には有期雇用契約で勤務時間や勤務形態が正社員とは異なる社員を「嘱託社員」といいます。
「嘱託社員」の言葉の由来
「嘱託」は「人に行為を頼んで任せること」を意味します。
「頼んで雇った社員」に由来して「嘱託社員」といいます。
まとめ
「嘱託社員」定年退職後に再雇用した人や経験を見込んで招き入れた人など、会社側から頼む形で雇った社員に対して用いられる表現です。
会社によって定義が異なるので注意しましょう。