「外面」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「外面」の読み方とは? 読み方

この記事では、「外面」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「外面」の正しい読み方

「外面」の正しい読み方は「がいめん・げめん・そとづら」です。

「がいめん・げめん」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「そとづら」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「面」の訓読みは「つら」ですが、「づら」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「外面」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「外面」「そとおもて」「ほかめん」などと間違って読まれることがあります。

「外面」について説明

「外面」の意味は以下の通りです。

「がいめん・げめん」と読む場合、「ものの外側に現れている部分」「顔つきに表れて様子」という意味です。

「そとづら」と読む場合、「ものの外側に現れている部分」「他人と接する時に見せる、本質ではない顔つきや態度」という意味です。

「外面」は名詞として「外面(がいめん)を飾る」「外面(そとづら)がいい」などと使われます。

対義語は「内面(ないめん・うちづら)」で、「ないめん」と読む場合、「ものの内側にある部分」「精神的・心理的な様子」という意味、「うちづら」と読む場合、「ものの内側にある部分」「家族や内輪の人に対する本性を表した顔つきや態度」という意味です。

「外面」の言葉の由来

「外面」は漢字の意味から成り立つ語です。

「外」「物の表側」という意味、「面」「おもて」とも読み「人の顔」から転じて「向いている方向」「物の平らに広がった部分」という意味、「外面」「物の外側に広がった部分」「表向きに見せる顔つきや態度」になります。

まとめ

今回は「外面」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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