この記事では、「甘煮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「甘煮」の正しい読み方は「うまに」と「あまに」どちら
「甘煮」の正しい読み方を検討するために、最初に、この「甘煮」の熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「甘」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「あま(い)・うま(い)」です。
また「煮」の漢字の音読みは「シャ」で、訓読みは「に(る)」です。
ここから、二つの漢字を訓読み+訓読みで繋げれば、「うまに」とも「あまに」とも読める可能性があることが分かります。
ただし、いずれの読み方が正しいかは、この分析からは判断できません。
さて、「甘煮」の正しい読み方は「うまに」と「あまに」の、どちら
なのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「甘煮」の読み方としては、「うまに」と「あまに」の、どちらも正しいと言えます。
ただし、「うまに」と読む場合と、「あまに」と読む場合では、少し意味が異なります。
この点については、次に説明します。
「甘煮」の意味
「甘煮」を「うまに」と読む場合は、「肉や野菜類などを、砂糖・酒・醤油・みりんなどで濃い味に煮たもの」の意味となります。
また、「あまに」と読む場合では、「甘く煮ること、および甘く煮たもの」の意味となります。
また、「うまに」は「旨煮」と表記されることもあります。
もちろん、「旨煮」は「あまに」とは読めません。
「甘煮」の言葉の使い方や使われ方
・『小魚の甘露煮と甘煮は、ほぼ同じものを意味します』
・『肉じゃがは、いわば肉とジャガイモをメインとした甘煮と言い換えることが出来ます』
まとめ
「甘煮」の読み方としては、「うまに」と「あまに」の、どちらも正しいと言えます。
また、この「甘煮」を「うまに」と読む場合は、「肉や野菜類などを、砂糖・酒・醤油・みりんなどで濃い味に煮たもの」の意味となります。
また、「あまに」と読む場合では、「甘く煮ること、および甘く煮たもの」の意味となります。