この記事では、「眼鏡」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「眼鏡」の正しい読み方は「めがね」と「がんきょう」どちら
「眼鏡」の読み方については、多くの方がご存知と思いますが、おさらいの意味でこの記事を確認いただければと思います。
「眼鏡」の正しい読み方を検証するために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「眼」の漢字の音読みは、「ガン・ゲン」で、訓読みは「まなこ・め」です。
また「鏡」の漢字の音読みは「キョウ」で、訓読みは「かがみ」です。
ここから、音読み+音読みで二つの漢字を繋げば、「がんきょう」と読めることが分かります。
しかし「眼」の漢字は訓読みで、「め」と読めますが、「鏡」の漢字を「かね」もしくは「がね」と読むことは出来ず、「めがね」と読むことは無理な気がします。
さて「眼鏡」の正しい読み方は、「めがね」と「がんきょう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「眼鏡」の読み方は「めがね」と「がんきょう」の、いずれも正しいと言えます。
先に、一般的によく使われている読み方の「めがね」が、漢字の個別の読みからは無理があると説明しました。
この読み方はいわゆる「熟字訓」と呼ばれる読み方で、個別の漢字の読みを繋ぐのではなく、熟語全体に読みを当てはめる読み方です。
従って、個別の漢字の読みの分析からは、読めるとは思えないのです。
「眼鏡」の意味
「眼鏡」とは、「レンズを使った、視力の調整や目を保護するための器具のこと」及び「物を見分ける力のこと」を意味する言葉です。
「眼鏡」の言葉の使い方や使われ方
・『最近、老眼の兆候があるので、眼鏡屋さんで老眼鏡をあつらえました』
・『部長は非常に優秀で、また仕事に厳しく、部長の眼鏡に適う部下は中々いないと思えます』
まとめ
「眼鏡」の読み方は「めがね」と「がんきょう」の、いずれも正しいと言えます。
また、この「眼鏡」とは、「レンズを使った、視力の調整や目を保護するための器具のこと」及び「物を見分ける力のこと」を意味する言葉です。