「包む」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「包む」の読み方とは? 読み方

この記事では、「包む」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「包む」の正しい読み方

「包む」の正しい読み方は「つつむ・くるむ」です。

「つつ(む)・くる(む)」は訓読みです。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「包む」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「包む」「かこむ」「ぱおむ」などと間違って読まれることがあります。

「包む」について説明

「包む」の意味は以下の通りです。

「つつむ」と読む場合、「紙や布などの中に物をいれて、すっかりおおう」「受身形で、すっかり取り囲まれてしまう様子」「心のなかに秘めて外へ出さない」「慶弔のための金銭を、折り込んだ紙の中に入れて渡す」「堤防を築いて水が流出しない様にする」という意味です。

「くるむ」と読む場合、「周囲をすっぽり巻き込んでおおう」という意味です。

「包む」は動詞として「包む・包んだ」「風呂敷で包む(つつむ)」「包み(つつみ)紙」「赤ちゃんをタオルで包む(くるむ)」などと使われます。

「つつむ」「くるむ」の違いは、「周囲をおおう」か、「すっぽり巻き込む」かという点になります。

「包む」の言葉の由来

「包む」「包」という漢字は「腕を伸ばしてかかえ込む人」「胎児」の象形で成り立っています。

ここから「中にかかえこむ」「つつむ」という意味で使われるようになりました。

「つつむ」は古語としても使われている語で、「隠す」「さえぎる」などの意味です。

まとめ

今回は「包む」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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