この記事では、「遡る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遡る」の正しい読み方は「さかのぼる」と「のぼる」どちら
「遡る」の読み方として考えられるものに、「さかのぼる」と「のぼる」があります。
「さかのぼる」と「のぼる」の二つの読み方のうち、「遡る」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「遡る」の正しい読み方の結論は、「さかのぼる」が正しい読み方になります。
「遡る」の字面(じづら)だけを見れば「のぼる」と読めそうですが、実際には「遡」の訓読みは「さかのぼ・る」だけなのです。
「のぼる」と読む漢字表記は、「上る・昇る・登る」などになります。
「遡る」の意味
「遡る」の意味は、「川などの水の流れに逆らって、逆方向(上流)に進むこと」を意味しています。
「遡る」という言葉には、「物事の原点・根本に立ち返ること」の意味もあります。
さらに「遡る」の表現は、「時間軸を過去へと戻すこと+昔のことを思い出してイメージ(想起)すること」も示しています。
「遡る」の言葉の使い方や使われ方
「遡る」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『どんな大河の流れも遡っていけば、山の奥深い場所などにあるか細い源流へとたどり着きます』
・『この事件が起こったそもそもの動機に遡れば、殺害された人が容疑者を殺す勢いで追い詰めていたのです』
・『現実世界では過去の時代に遡ることはできませんが、さまざまな資料や写真などから過去のありし日をイメージすることはできます』
まとめ
この記事では、「遡る」の正しい読み方「さかのぼる」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「遡る」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を確認してみてください。
