この記事では、「雪駄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雪駄」の正しい読み方は「せった」と「ゆきげた」どちら
「雪」という漢字は訓読みでは「ゆき」、音読みでは「せつ」と読みます。
そして、「駄」という漢字は訓読みでは「駄(の)せる」、音読みでは「だ」と読みます。
「雪駄」の場合、音読みで読むのですが、音をそれぞれ少し変化させ「せった」と読むのが正しいです。
ちなみに、「げた」を漢字で表す場合は「下駄」となります。
正しい読み方の結論
「雪駄」は「せった」と読むのが正しいです。
「雪駄」の意味
「雪駄」とは、竹皮草履の裏面に皮を施した草履の一種であり、「雪踏」とも表記されます。
皮が貼られていることにより、傷みにくく丈夫であり、湿気も通しにくいという特徴があります。
一説によれば、「雪駄」を発案したのは茶人として名高い「千利休」や「千利休」と交流のあった茶人「丿貫(へちかん、べちかん)」の趣向とも言われています。
「雪駄」のかかと部分には後金がついており、歩く際は「ちゃらちゃら」という音が鳴ります。
江戸時代、町奉行の同心がばら緒の「雪駄」を履いていたことから「雪駄ちゃらちゃら」は彼らのトレードマークとされていたそうです。
「雪駄」の言葉の使い方や使われ方
・『大相撲では、三段目以上に上がった力士でなければ雪駄を履くことができないとされている』
・『最近では、底部に改良を加えてカジュアルなサンダルとして生まれ変わった雪駄が販売されている』
まとめ
・「雪駄」は「せった」と読むのが正しいです。
・「雪駄」とは、竹皮草履の裏面に皮を施した草履の一種であり、「雪踏」とも表記されます。