「静脈瘤」という言葉の読み方はは何が正しいのでしょうか。
今回は、「静脈瘤」の正しい読み方と意味について解説します。
「静脈瘤」の正しい読み方は「せいみゃくたん」と「じょうみゃくりゅう」どちら
「静脈瘤」という言葉の読み方として思い浮かぶのが「せいみゃくたん」と「じょうみゃくりゅう」の2つです。
「せいみゃくたん」と「じょうみゃくりゅう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「静脈瘤」の正しい読み方は「じょうみゃくりゅう」です。
「静脈瘤」の「静脈」は熟語で「じょうみゃく」と読みます。
「瘤」は「粉瘤(ふんりゅう)」「根瘤(こんりゅう)」など「りゅう」と読むので「静脈瘤」はそれぞれの読み方を合わせた「じょうみゃくりゅう」が正しい読み方になります。
「静」には「静謐(せいひつ)」「静寂(せいじゃく)」など「せい」という読み方がありますが「瘤」には「たん」という読み方はなく「せいみゃくたん」は間違った読み方です。
「静脈瘤」の意味
「静脈瘤」とは、「静脈が拡張してこぶ状に見える症状」を指す言葉です。
体に見られる血液や脂肪など本来のものではない異物が集まってできたかたまりのことを「瘤(こぶ)」といいます。
「静脈瘤」は体の各部から肺へと戻る血液を送る静脈が拡張し膨らんでこぶ状に見える症状のことです。
「静脈瘤」ができると静脈全皮膚の下から盛り上がるように浮き出て皮膚表面がボコボコと膨らみます。
太ももやふくらはぎなど足にできる「静脈瘤」を「下肢静脈瘤」といい、見た目が悪いだけでなく痛みやかゆみなどの症状が出るため適切な治療が必要です。
「静脈瘤」の言葉の使い方や使われ方
・『静脈瘤を治療する』
・『静脈瘤は早期治療が重要だ』
・『外科手術で静脈瘤を取り除く』
まとめ
「静脈瘤」の読み方は「じょうみゃくりゅう」です。
読み方はひとつしかなく「せいみゃくたん」など他の読み方は全て誤りです。
もしできてしまったら早めに医者に相談してください。