身体や能力が弱い状態を示す言葉には「非力」があります。
この記事では、「非力」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「非力」の正しい読み方は「ひりき」と「ひりょく」どちら
「非力」の基本的な読み方は「ひりき」ですが、「ひりょく」を使うことも可能です。
一般的に使われる読み方は「ひりき」であり、会話や文章でよく使われています。
正しい読み方の結論
「非力」の正しい読み方は「ひりき」、「ひりょく」ですが、前者の方が一般的に多く使われています。
「非力」の意味
「非力」とは漢字の「力」に否定の意味である「非」を使っていることから、肉体的な力が足りていない状態や弱い場合を表す時に使います。
この身体の力を引き出すものは筋肉であり、「非力」は筋力や腕力が足りない状態や弱い体躯を表します。
また「非力」にはこれ以外にも能力、権力、勢力が弱い場合にも使うことが可能です。
「非力」競争に対して弱い状態や、実力などが伴っていない場合に使うことも多く、パワーバランスや概念的な能力に対して使うことも可能です。
「非力」の類義語としては「微力」がありますが、こちらは「微力ながら手助けします」のような使い方があります。
「非力」の言葉の使い方や使われ方
・『小さい頃から病弱であり、大人になっても筋肉がつかず非力な身体のままでした』
・『あまりにも想定外の事件が起こり、自分の非力さを痛感してしまった』
・『その小説の主人公は身体こそ非力でしたが、圧倒的な頭脳を用いて出生していきました』
まとめ
「非力」は身体や筋肉が弱い状態から、実力や勢力が弱い状態などを表す時に使う言葉です。
同じ漢字を使った「非凡」は平凡ではない能力を持っていることを表す言葉であり、「非力」とは正反対のものとなります。