この記事では、「風情」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「風情」の正しい読み方は「ふぜい」と「ふうじょう」どちら
風情の漢字を見て、ふぜいと読む人もいれば、ふうじょうと読む人もいるものです。
お陰でどちらの読み方が正しいのか、悩んでしまう人もいたりします。
所がこの風情の文字は実の所、ふぜいと、ふうじょうのどちらの読み方も可能であり、どちらの読み方も正解です。
正しい読み方の結論
風情は、ふぜいと、ふうじょうという2つの読み方が出来る言葉となっています。
もっとも風の漢字は単体でも、ふとふうと読めますが、情の漢字の方は、じょうと読む事は出来ますが、せいはともかく、ぜいという読みはないです。
そのため、ふぜいと読む事に引っ掛かりを覚えてしまう人もいます。
ですがこれは、連濁と呼ばれる特殊な読み方であり、2つの語が結び付いて1つの言葉になる際に、後ろの語が濁音に変化するのです。
なので風情は、ふせいではなく、ふぜいと読む事になります。
「風情」の意味
風情は、味わいや趣き、かぜといった意味がある風の漢字に、物事に感じて起こる気持ちや思いやりといった意味を有する情の漢字を組み合わせる事で成立した言葉です。
以上の事から風情は、味わいや趣きがある事や有様、情緒といった意味を表します。
「風情」の言葉の使い方や使われ方
・『彼からはどことなく、哀れな風情が感じられるのです』
・『こちらの庭は、とても風情があります』
・『私風情が意見を述べるなんて大それた真似は出来ません』
まとめ
風情の漢字表記を見て、ふぜいと読む人もいれば、ふうじょうと読む人もいるのです。
それもそのはずで、風情はその2つの読み方が出来る言葉となっています。
そんな風情は、味わいがある感じ、気配や様子、有様といった意味を示すのです。
