「写経」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「写経」の正しい読み方と意味について解説します。
「写経」の正しい読み方は「しゃきょう」と「しゃけい」どちら
「写経」という言葉の読み方として考えられるのは「しゃきょう」と「しゃけい」の2つです。
「しゃきょう」と「しゃけい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「写経」の正しい読み方は「しゃきょう」です。
「写経」の「写」は「写真」【しゃしん】「模写」【もしゃ】など「しゃ」と読みます。
「経」は「経典」【きょうてん】「読経」【どっきょう】など「きょう」と読むほか「経済」【けいざい】「政経」【せいけい】など「けい」とも読みます。
「しゃきょう」と「しゃけい」のうち正しい読み方として認められているのは「しゃきょう」で「しゃけい」という読み方は存在しません。
「写経」の意味
「写経」とは、「経文を書き写すこと」を意味する言葉です。
般若心経などいわゆるお経を別の紙に書き写す行為を指します。
僧侶が作業の一環として行うほか習字の練習や精神修練などの目的でも行われる行為です。
もとは仏教の教えを広めたり貴重な情報を書き写して保存したりする目的で行われていた実務でしたが、文字を書くという行為に精神性が見出され修行の一環として行われるようになります。
現在は趣味として「写経」を嗜む人が多く、近年は若い女性の間でも人気が高まっています。
「写経」の言葉の使い方や使われ方
・『お寺で写経する』
・『写経で心を鎮める』
・『写経を重ねたら字が上手くなった』
まとめ
「写経」の正しい読み方は「しゃきょう」だけで「しゃけい」などその他の読み方は全て誤りです。
読みと意味の両方を合わせて覚えて正しく理解しましょう。
