この記事では、「口腔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「口腔」の正しい読み方は「こうくう」と「こうこう」どちら
「口腔」の正しい読み方を考えるために、最初にこの熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「口」の漢字は、ご存知の通り音読みが「コウ・ク」で、訓読みが「くち」です。
また、「腔」の漢字は、ご存知の通り、音読みが「コウ・クウ」で、訓読みは「から・からだ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「こうくう」とも「こうこう」とも読めることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析からは分かりません。
さて、「口腔」の正しい読み方は「こうくう」と「こうこう」の、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「口腔」の読み方としては、「こうくう」と「こうこう」の、両方とも正しいと言えます。
この言葉の正しい読み方は、もともとは「こうこう」でしたが、次第に「こうくう」と読まれることが増えて、現在ではこちらの読みの方がよく使われています。
今回の「口腔」では、「口(こう)」と「腔」の二つの音読みの「くう」と「こう」を組み合わされた両方の読み方が正しかったですが、同じようなケースでどちらかが正しく、他の一方が間違いということも少なくありません。
これも日本語の難しい点と言えますが、とにかく覚える他ないと言えます。
「口腔」の意味
「口腔」とは、「口から喉までの空間のこと」を意味する言葉です。
「口腔」の言葉の使い方や使われ方
・『コロナ対策としては、口腔を清潔にすることも大切だと言われています』
・『大学病院等では口腔外科と言う専門の診療科を有する所もあります』
まとめ
「口腔」の読み方としては、「こうくう」と「こうこう」の、どちらも正しいと言えます。
また、この「口腔」とは、「口から喉までの空間のこと」を意味する言葉です。