この記事では、「遠近」の読み方を詳しく説明していきます。
「遠近」で使われる読み方は「とおちか」と「とうちか」
「遠近」という苗字で使用される読み方は、「とおちか」と「とうちか」です。
「遠近」は一般的な名詞としては「遠近両用レンズ」などで「えんきん」と読まれますが、苗字としての「遠近」は「えんきん」とは読まずに、「とおちか・とうちか」と読むことが多くなっています。
「遠近」の苗字の「遠」は訓読みで「遠い」【とおい】、音読みで「遠距離」【えんきょり】などの読み方があります。
「近」の漢字は訓読みで「近い」【ちかい】、音読みで「近距離」【きんきょり】などの読み方ができます。
二つの漢字の訓読みを合わせて、「遠近」は「とおちか」あるいは「とうちか」と読まれるのです。
「遠近」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「遠近」で使われる読み方でもっとも多いと考えられるのは「とおちか」です。
「遠近」という苗字には「とおちか」と「とうちか」の二通りの読み方がありますが、一般的な苗字として多い読み方は「とおちか」になります。
「遠近」の名前で考えられる由来
「遠近」の苗字は全国で約420人しかいないかなり珍しい苗字の一つですが、その明確な由来については明らかにされていません。
ただ「遠近」という苗字の人の多くは、現代で高知県に集中していて約220人います。
そのため、旧土佐国(現在の高知県)の地名や人物に由来するのではないかと推測されています。
江戸時代には土佐藩士に「遠近」という苗字の武士の存在が確認されています。
高知県以外にも「愛媛県宇和島市津島町高田」の小字【こあざ】に遠近【とおちか】の地名が残されていて、「遠近」の苗字の由来と相関している可能性がいわれています。
まとめ
この記事では、「遠近」という苗字のいろいろな読み方を紹介しました。
「遠近」に多い読み方や苗字の由来についても解説しているので、「遠近」の読み方・由来を詳しく調べたい時は参考にしてください。
