この記事では、「流布」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「流布」の正しい読み方は「るふ」と「りゅうふ」どちら
「流布」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、確認します。
「流」の漢字の音読みは「リュウ・ル」で、訓読みは「なが(れる)」です。
また、「布」の漢字の音読みは「フ」で、訓読みは「ぬの」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げば、「るふ」と「りゅうふ」のいずれとも読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいのかは、残念ながら、この分析からは分かりません。
さて、「流布」の正しい読み方は「るふ」と「りゅうふ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「流布」の正しい読み方は「るふ」で、「りゅうふ」と読むのは間違いです。
一般的に「流」の付く熟語は、「りゅう」と読むことが圧倒的に多いと言えますが、「る」と読ませる熟語としては、「流布」の他に、「流転」や「流浪」や「流人」や「流罪」等が挙げられます。
「流布」の意味
「流布」とは、「広く知れ渡ることや、世に広まること」を意味する言葉です。
「流布」の言葉の使い方や使われ方
・『真実でない噂話がネットで流布して、いつしかそれが真実の様に思われてしまっています』
・『最近、企業が持っている個人情報が大量に流布するという不祥事がしばしば起きている』
・『秘密にしていた事柄が漏れてしまい、あっと言う間に社内に流布してしまった』
まとめ
「流布」の正しい読み方は「るふ」で、「りゅうふ」と読むのは間違いです。
また、この「流布」とは、「広く知れ渡ることや、世に広まること」を意味する言葉です。