「玄鳥」の読み方と意味とは?「つばめ」と「げんちょう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「玄鳥」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「玄鳥」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「玄鳥」の正しい読み方は「つばめ」と「げんちょう」どちら

「玄鳥」「玄」は、音読みで「げん」、訓読みで「くろ」などと読みます。

また「鳥」は、音読みで「チョウ」、訓読みで「とり」と読むことができます。

「玄」「鳥」を音読みで読むと、「げんちょう」になります。

ですが、「玄」「鳥」の音読み、訓読みでは「つばめ」と読むことはできません。

正しい読み方の結論

「玄鳥」「つばめ」「げんちょう」のどちらでも読むことができます。

どちらも同じ意味を指しています。

「つばめ」は古い時代には、「つばくろ」「つばくらめ」と呼ばれていました。

「つばめ」は他にも、「乙鳥」の漢字表記があります。

「玄鳥」の意味

「玄鳥」とは、「燕(つばめ)」の別の呼び方を意味しています。

「玄鳥」はスズメ目ツバメ科ツバメ属に属している鳥類のことを言います。

「玄鳥」「玄」は、「くろ」「黒色」などの意味があります。

また「鳥」は、「とり」「鳥類の総称」などを表しています。

「つばめ」は色が黒いところから、「玄鳥」の漢字が用いられるようになりました。

「玄鳥」の言葉の使い方や使われ方

・『今年初めて家の玄関先で、玄鳥が巣を作りました』
・『玄鳥は日本へ初春にやってきて、秋に南の国へ渡りをする夏鳥です』
・『玄鳥のヒナの姿は、とても愛らしくて癒されます』

まとめ

「玄鳥」は二十四節気七十二候にあります。

「玄鳥至(つばめきたる)」は、4月4日から4月8日頃で、「玄鳥」が日本へやってくる時期を表しています。

また、「玄鳥去(つばめさる)」は、9月17日から9月21日頃になり、「玄鳥」が越冬のために、東南アジアなど南の島へ渡りにいく時期です。

「玄鳥」は季節を感じることができる身近な野鳥です。

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