「酷い」の読み方と意味とは?「ひどい」と「むごい」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「酷い」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「酷い」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「酷い」の正しい読み方は「ひどい」と「むごい」どちら

「酷い」には2つの読み方があります。

1つ目は「ひどい」で、訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

2つ目は「むごい」で、こちらも訓読みになります。

上記2つの読み方は常用外であり、公的には使われず、日常的な文章や小説などに使われます。

従って、辞書によっては読み方が掲載されていない場合もあります。

正しい読み方の結論

「酷い」「ひどい」「むごい」どちらも正しい読み方ですが、常用外になります。

また、読み方により意味が違ってきます。

「酷い」の意味

「酷い」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「ひどい」と読む場合「人に平気で苦しみを与える性質」「あることが度を超している様子」「あることの程度が非常に悪い様子」という意味です。

「ひどい」の語源は「非道(ひどう)」という言葉で、「人としてのあり方や生き方にはずれていること」という意味です。

「むごい」と読む場合「見るにたえないほど痛ましい」「冷酷かつ無慈悲である」という意味です。

「むごい」の語源は、「気の毒」「いとしい」という意味の「愍し(めぐし)」という言葉と、「残酷」という意味の「無惨(むざん)」が混同されて「むぐし」「むごい」に変化したと言われています。

「酷い」の言葉の使い方や使われ方

「酷い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『人に責任を押し付ける酷い(ひどい)上司がいる』
・『今年の夏は酷い(ひどい)暑さだ』
・『戦争はあまりにも酷い(むごい)』

まとめ

今回は「酷い」の読み方について紹介しました。

「酷い」「ひどい」「むごい」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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