「剃刀」の読み方と意味とは?「かみそり」と「ていとう」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「剃刀」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「剃刀」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「剃刀」の正しい読み方は「かみそり」と「ていとう」どちら

「剃刀」の読み方は「かみそり」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

「剃」の音読みは「てい」、訓読みは「そ(る)」「刀」の音読みは「とう」、訓読みは「かたな」です。

熟字訓ですので、どの漢字にどの読み方が当てはまるというのではなく、「剃刀」全体で「かみそり」という読み方になります。

「ていとう」とは読みません。

正しい読み方の結論

「剃刀」の正しい読み方は「かみそり」です。

「ていとう」とは読みません。

「剃刀」の意味

「剃刀」の意味は「頭髪やひげを剃るのに使う、薄く鋭利な刃物」転じて「切れ味が鋭い様子」「感覚が鋭く、ものごとの処理が素早い様子」です。

日本に仏教が伝わったのは538年頃とされていますが、「剃刀」も同じ時期に伝わってきました。

仏教では戒律が厳しく、僧侶が髪を剃る法具として使われていたのです。

戦国時代になって、織田信長が武士特有の「月代(さかやき)」を整える為に、「剃刀」を使う様になり、ここから武士の間で「剃刀」が広まっていったのです。

「剃刀」の言葉の使い方や使われ方

「剃刀」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『ブライダル直前に剃刀で顔剃りしてもらう』
・『むだ毛処理で剃刀負けする』
・『不良が剃刀を持ち歩く』

まとめ

今回は「剃刀」の読み方について紹介しました。

「剃刀」の正しい読み方は「かみそり」で、「ていとう」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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