この記事では、「山女」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「山女」の正しい読み方は「あけび」と「やまめ」どちら
「山女」の「山」は、音読みで「サン」、訓読みで「やま」などと読みます。
また「女」は、音読みで「ジョ」、「ニョ」、「ニョウ」、訓読みで「め」、「おんな」などと読むことができます。
「山」と「女」を訓読みにすると、「やまめ」と読めます。
しかし、音読み、訓読みでは「あけび」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「山女」は「あけび」と「やまめ」のどちらでも読むことができます。
他にも、「やまおんな」と読みます。
「やまおんな」は「あけび」の別の名前で、「山姥 (やまうば)」の意味もあります。
「あけび」は「通草」、「木通」の漢字でも表します。
また、「やまめ」は「山女魚」の漢字表記もあります。
「山女」の意味
「山女(あけび)」とは、アケビ科アケビ属に分類される蔓(つる)性落葉低木の植物のことを言います。
一方、「山女(やまめ)」は、サケ目サケ科に属していて、サクラマスの陸封型の魚のことを表しています。
「山女」の「山」は、「やま」、「他よりも高く盛り上がった場所」などを指しています。
また「女」は、「おんな」、「女性」などの意味を持っています。
「山女」の言葉の使い方や使われ方
・『山女(あけび)の呼び方は、「開け実」から来ていると言われています』
・『山女(やまめ)は海には下らず、河川上流の冷水域で一生を過ごします』
・『山女(やまめ)は、別名で「やまべ」とも呼ばれています』
まとめ
「山女」は同じ漢字でも、「あけび」、「やまめ」、「やまおんな」と別の読み方があります。
そのため、「山女」と漢字表記されている場合は、何を表しているのかをその都度、確認した方が良いでしょう。