この記事では、「相対」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「相対」の正しい読み方は「あいたい」と「そうたい」どちら
「相」という漢字は訓読みでは「あい」、音読みでは「そう」や「しょう」と読みます。
そして、「対」という漢字は音読みで「たい」や「つい」と読み、基本的にはこの音読みでのみ用いられています。
「相対」には2つの読み方があり、読み方によって指す意味が異なります。
1つ目は、最初の漢字を訓読みにして後の漢字を音読みにする「湯桶読み」を用いて「あいたい」と読む用法。
そして、もう1つは両方の漢字を音読みにして「そうたい」と読む用法です。
正しい読み方の結論
「相対」は「あいたい」とも「そうたい」とも読むことが可能であり、どんな意味で用いるかによって読み方が変わります。
「相対」の意味
「相対」には2つ用法があり、どちらの用法で使うかによって読み方が変わる言葉です。
「相対(あいたい)」として用いる場合、以下の意味を含みます。
・「当事者同士が差し向いで何かをやること」
・「対等であることや対等で物事を行うこと」
・「合意することや合意の上であること」
など。
そして、「相対(そうたい)」として用いる場合、以下の意味を含みます。
・「向かい合うこと」や「対立すること」
・「他との関係の上に成立、もしくは存在していること」
「相対」の言葉の使い方や使われ方
・(あいたいとして用いる場合)『相手方の代表役と相対で話し合いをすることになった』
・(そうたいとして用いる場合)『前人未到の課題に相対した』
まとめ
・「相対」は「あいたい」とも「そうたい」とも読むことが可能であり、どんな意味で用いるかによって読み方が変わります。
・「相対(あいたい)」として用いる場合は「当事者同士が差し向いで何かをやること」や・「対等であることや対等で物事を行うこと」などを意味します。
・「相対(そうたい)」として用いる場合は「向かい合うこと」や「他との関係の上に成立、もしくは存在していること」などを意味します。