この記事では、「空しい」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「空しい」の正しい読み方は「むなしい」と「からしい」どちら
「空」という漢字は訓読みでは「そら」や「から」、「空(あ)く」、「空(むな)しい」などと読み、音読みでは「くう」と読みます。
「からしい」という言葉や用法はないため、「空しい」は「むなしい」と読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
「空しい」の正しい読み方は「むなしい」になります。
「空しい」の意味
「空しい」は「虚しい」とも表記され、以下の意味が含まれている言葉です。
・「内容がないことや空虚であること」
・「無駄であることや無益であること」
・「儚いこと」
・「かりそめであること」
・「我欲や先入観などを捨てること」
・「根拠がないことや事実無根であること」
など。
「空しい」という言葉の成り立ちには複数の説が挙げられていますが、植物などの実がならないという意味を指す「みなし(実無し、身無し)」が変化して「空(むな)しい」となったとする説が有力視されています。
「空しい」の言葉の使い方や使われ方
・(内容がないことや空虚であることという意味で)『彼は一見弁舌に優れているように見えるが、空しい話を並べているだけだ』
・(無駄であることや無益であることという意味で)『どうすることもできないまま、ただただ時間だけが空しく過ぎていった』
・(儚いことという意味で)『モノや利便性に溢れている現代だが、どこか空しさを感じてしまう』
まとめ
・「空しい」の正しい読み方は「むなしい」になります。
・「空しい」は「内容がないことや空虚であること」や「無駄であることや無益であること」など多くの意味が含まれる言葉です。