夏の風物詩として知られる「納涼床」は何と読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「納涼床」の正しい読み方と意味について解説します。
「納涼床」の正しい読み方は「のうりょうゆか」と「のうりょうどこ」どちら
「納涼床」という言葉の正しい読み方になりそうなのが「のうりょうゆか」と「のうりょうどこ」の2つです。
「のうりょうゆか」と「のうりょうどこ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「納涼床」は「のうりょうゆか」と「のうりょうどこ」のどちらも正しい読み方です。
「納涼」は2字の熟語で「のうりょう」と読みます。
「床」は「床板」【ゆかいた】「高床」【たかゆか】など「ゆか」と読むほか、「寝床」【ねどこ】「糠床」【ぬかどこ】など「どこ」とも読みます。
「納涼床」は「のうりょうゆか」と「のうりょうどこ」のどちらも使われており、正しい読み方として認められています。
「納涼床」の意味
「納涼床」とは、「夏場に涼を取るために川の上や川辺に設置される足場組で支えられた座敷」です。
暑い季節でも水場の周辺は気温が低く涼しいことから、夏の風情を楽しみつつ暑さを避ける目的で設置される臨時の座敷席を指します。
元々は料亭や料理屋などが自由に設置していましたが現在は法規制により決められた場所と規模でしか設置できません。
京都の鴨川では「ゆか」もしくは「のうりょうゆか」といい、貴船や高雄では「かわどこ」もしくは「のうりょうどこ」と呼ぶのが一般的です。
「納涼床」の言葉の使い方や使われ方
・『納涼床は京都の夏の風物詩である』
・『一度でいいから納涼床を体験してみたい』
・『納涼床は人気が高く予約を取るのが難しい』
まとめ
「納涼床」は「のうりょうゆか」と「のうりょうどこ」どちらも使われていますが地域によって読み方が異なります。
場所に合わせてふさわしい読み方で読んでください。