物や商品がすっかりなくなってしまう状態を表す言葉には「払底」があります。
この記事では、「払底」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「払底」の正しい読み方は「ふってい」と「ほってい」どちら
「払底」の正しい読み方は「ふってい」であり、「ほってい」とは読みません。
この言葉に使われている「払」は音読みで「ふつ」、訓読みは「払う」で「はらう」と読みます。
「払」は物をどかすという意味以外にも、なくなるという意味があります。
正しい読み方の結論
「払底」の正しい読み方は「ふってい」であり、「ほってい」は間違いです。
「払底」の意味
「払底」は物や商品がすっかりなくなってしまう状態を表す言葉です。
「払底」は底を「払いのける」という意味であり、その場所に何もない時に使います。
「払底」は物がまったくない状態や不足している時に使う言葉であり、物理的な品から人材、貨幣などに使うことが可能です。
「払底」の類義語としては「枯渇」や「不足」、「欠如」があり、どの言葉も物がほとんど足りてない状態を表します。
「払底」の言葉の使い方や使われ方
・『経済悪化によって労働力が払底しているので、緊急の対策が必要だと思います』
・『インフルエンサーによってその商品は大ヒットしたので、現在は在庫が払底しています』
・『転売屋によって商品が買い占められたので、限定品はすっかり払底してしまった』
まとめ
「払底」は入れ物などの底が見える状態を示す言葉であり、物や商品がすっかりなくなっている場合に使います。
物や商品以外にも人材や貨幣が欠乏している時にも使うことが可能です。
「払底」は「不足」と違い底が見えるほどまったくない状態を表します。