「既知」の読み方と意味とは?「きち」と「がいち」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「既知」の読み方と意味とは? 読み方

「既知」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「既知」の正しい読み方と意味について解説します。

「既知」の正しい読み方は「きち」と「がいち」どちら

「既知」という言葉の読み方としては「きち」「がいち」の2つが考えられます。

「きち」「がいち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「既知」の正しい読み方は「きち」です。

「既知」「既」には「既述」【きじゅつ】「既刊」【きかん】など「き」という読み方があります。

「知」「知恵」【ちえ】「周知」【しゅうち】など「ち」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせた「きち」「既知」の正しい読み方です。

「既」「がい」という読み方はありません。

これは「既」「概」【がい】という漢字と読み間違えたことに由来する言葉です。

「概知」なら「がいち」ですが「既知」「きち」「きち」としか読みません。

「既知」の意味

「既知」とは、「すでに知っていること」あるいは「すでに知られていること」を意味する言葉です。

「既知」「既」「既に」【すでに】と読みます。

現在の時点での完了を意味する言葉で「既知」の場合は現時点で知ることが完了している、つまり秘密ではなく知られていることを表します。

「既知」とは新しい事実や新発見ではなく多くの人々がもう知っている、あるいは自分が以前に知ったことがある状態を表す言葉です。

「既知」の言葉の使い方や使われ方

・『既知の事実しか出てこなかった』
・『それについては既知であるので説明する必要はない』
・『既知の内容しか書かれていなかった』

まとめ

「既知」「きち」と詠むのが正しく「がいち」は漢字の勘違いによる誤読です。

日常会話でも登場する言葉なので正しい意味を覚えておきましょう。

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