「歯石」はどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「歯石」の正しい読み方と意味について解説します。
「歯石」の正しい読み方は「しせき」と「はいし」どちら
「歯石」という言葉は「しせき」と「はいし」の2つの読み方が考えられます。
「しせき」と「はいし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「歯石」の正しい読み方は「しせき」です。
「歯」には「歯科」【しか】「抜歯」【ばっし】など「し」という読み方と、「歯茎」【はぐき】「歯型」【はがた】など「は」という読み方があります。
「石」は「石碑」【せきひ】「岩石」【がんせき】など「せき」と読むほか、「石橋」【いしばし】「庭石」【にわいし】など「いし」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせて作られる「しせき」と「はいし」のうち「歯石」の正しい読み方として辞書に掲載されているのは「しせき」です。
「歯石」の読み方はひとつしかなく「はいし」という読み方で読むことはありません。
「歯石」の意味
「歯石」とは、「歯の表面に付着したプラークが石灰化して硬くなったもの」です。
食べ物の汚れが歯の表面に付着し細菌が繁殖したものをプラークといいます。
プラークが適切に除去されず唾液に含まれるリン酸やカルシウムと結びつくと石のように硬くなり「歯石」になります。
「歯石」の言葉の使い方や使われ方
・『歯石を放置すると虫歯になる可能性がある』
・『歯石を取るために歯医者に通っている』
・『歯磨きだけで歯石を取るのは難しい』
まとめ
「歯石」は「しせき」が正しい読み方で「はいし」という読み方はありません。
使う機会は少ないものの歯の健康に関わる言葉なので正しい読み方と意味をあわせて知っておきましょう。