この記事では、「毟る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「毟る」の正しい読み方は「かじる」と「むしる」どちら
毟るという文字表記を見た人の中には、かじると読んでしまう人がいるものです。
ですが肝心の毟の漢字には、かじという読み方は存在していません。
だからこそ毟るを、かじると読むのは不可能であり、単純に誤りです。
毟るは、かじるではなく、むしると読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
毟るは、むしると読むべき言葉です。
そもそも毟の漢字は単体でも、むしという読み方が出来るので、その後に続いている平仮名の、るを付け足す事で、毟るは、むしると読みます。
「毟る」の意味
毟るは、物体に密着している物を強引に引き千切ったり、引き抜いたりするといった意味を有している毟の漢字に、平仮名のるを加える事によって、誕生した言葉です。
以上の事から毟るは、掴んだ上で引き抜くや、魚や肉の身をほぐす、脅して財産を奪い取るといった意味を示します。
「毟る」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は苛立つと自分の頭髪を?き毟る癖があるのです』
・『担任の先生に校庭の隅にある雑草を毟る様に言われました』
・『鳥を調理する際は、事前に羽根を綺麗に毟る必要があります』
まとめ
毟の漢字には、かじという読み方は存在していません。
そのため毟るを、かじると読む事が出来ないので、その様に読むのは単純に間違いとなっています。
毟は単体で、むしと読む事が出来るので、毟るは、かじるではなく、むしると読むのが正しい読み方です。
更にそんな毟るの文字ですが、掴んだり摘まんだりして引き抜くとか、脅した上で財産を全部奪い取る、魚等の身をほぐすといった意味を持つ言葉として、使用されています。