この記事では、「雑巾」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雑巾」の正しい読み方は「ざっきん」と「ぞうきん」どちら
「雑巾」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「雑」の漢字の音読みは「ザツ・ゾウ」で、訓読みは「ま(じる)」です。
また、「巾」の漢字の音読みは「キン」で、訓読みは「きれ・ふきん」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ざつきん」または「ぞうきん」と読めることが分かります。
ここで「ざつきん」が発音しやすくするための音変化である「促音化」すれば、「ざつきん」は「ざっきん」の読みに変化する可能性があります。
従って、「雑巾」の読み方としては、「ざっきん」と「ぞうきん」の、どちらの可能性もあると言えます。
しかしいずれの読み方が正しいかは、判断することが出来ません。
さて、「雑巾」の正しい読み方は「ざっきん」と「ぞうきん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「雑巾」の正しい読み方は「ぞうきん」で、「ざっきん」と読むのは間違いです。
「ざっきん」と言えば、多くの人は「雑菌」のことを思い浮かべるので、間違わぬように注意が必要です。
「雑巾」の意味
「雑巾」とは、「汚れを拭き取るために、ハンカチサイズに縫い合わされた布のこと」を意味します。
「雑巾」の言葉の使い方や使われ方
・『私の息子の通う小学校では、学期毎に新しい雑巾を持参する必要があります』
・『いつも母は古いタオルをミシンで加工して雑巾を作っていました』
まとめ
「雑巾」の正しい読み方は「ぞうきん」で、「ざっきん」と読むのは間違いです。
「雑巾」とは、「汚れを拭き取るために、ハンカチサイズに縫い合わされた布のこと」を意味します。
