「多聞」の読み方と意味とは?「たもん」と「たぶん」の正しい読み方について詳しく解釈

「多聞」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「多聞」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「多聞」の正しい読み方は「たもん」と「たぶん」どちら

「多聞」には2つの読み方があります。

1つ目は「たもん」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

2つ目は「たぶん」で、こちらも音読みです。

「多」の音読みは「た」、訓読みは「おお(い)」「聞」の音読みは「ぶん・もん」、訓読みは「き(く)・き(こえる)」です。

正しい読み方の結論

「多聞」の正しい読み方は「たもん」「たぶん」の2つです。

ただし、読み方により意味が違ってきます。

「多聞」の意味

「多聞」の読み方による意味の違いは以下の通りです。

「たもん」と読む場合、「城の石垣の上に築いた建物、防壁だけではなく武器庫を兼ねたもの」「城の本宅の周囲に建てた長屋」「江戸城に仕えていた女中の下女」という意味です。

語源は、城の側に建てた長屋に下女を住まわせ、用事がある時に「多門、多門(たもん、たもん)」と読んだことにあります。

「たぶん」と読む場合、「多くの物事を聞き知っていること」「多くの人に漏れ聞こえること」という意味です。

こちらは「実際に音声を聞くこと」を表す言葉です。

「多聞」の言葉の使い方や使われ方

「多聞」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『江戸城の多聞(たもん)跡を見学する』
・『彼は博識多聞(たぶん)な人です』
・『その噂が多聞すると立場が悪くなる』

まとめ

今回は「多聞」の読み方について紹介しました。

「多聞」の正しい読み方は「たもん」「たぶん」の2つで、読み方により使い方が変わってきます。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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