「大別」は何という読み方で読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「大別」の正しい読み方と意味について解説します。
「大別」の正しい読み方は「たいべつ」と「だいべつ」どちら
「大別」という言葉の読み方としては「たいべつ」と「だいべつ」の2つが思い当たります。
「たいべつ」と「だいべつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「大別」の正しい読み方は「たいべつ」です。
「大別」には「大戦」【たいせん】「大変」【たいへん】など「たい」という読み方と、「大学」【だいがく】「寛大」【かんだい】など「だい」という読み方があります。
「別」は「別離」【べつり】「特別」【とくべつ】など「べつ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「たいべつ」と「だいべつ」になりますが「大別」の正しい読み方は「たいべつ」で「だいべつ」とは読みません。
「大別」の意味
「大別」とは、「大まかに分けること」を意味する言葉です。
細かい部分にこだわらず大きく区別することを表す言葉で、全体を2つに分けるなど大体の基準で分ける様子を表します。
分類の方法では大分類にあたるもので、はっきりと見てわかる特徴や明確な基準で分けるやり方が「大別」です。
分類の手順としては最初に「大別」し分けられた中からさらに特徴や差異に基づいて細かく分けていくのが一般的な進め方です。
「大別」の言葉の使い方や使われ方
・『バスを大別すると路線バスと観光バスに分けられる』
・『大別してから詳細に選別する』
・『血液型は4種類に大別される』
まとめ
「大別」の正しい読み方は「たいべつ」で「だいべつ」ではありません。
読み間違いの多い言葉なので正しい読み方と意味をあわせて覚えておきましょう。