この記事では、「濡れ衣」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「濡れ衣」の正しい読み方は「ぬれぎぬ」と「ぬれごろも」どちら
「濡」という漢字は訓読みでは「濡(ぬ)れる」や「濡(うるお)う」、「濡(とどこお)る」と読み、音読みでは「じゅ」と読みます。
そして、「衣」という漢字は訓読みでは「ころも」や「きぬ」と読み、音読みでは「い」や「え」と読みます。
「濡れ衣」の場合、「衣」の読みに「きぬ」を用いるか、「ころも」を用いるかで読み方が2つに分かれます。
1つ目は「衣」に訓読みの「きぬ」を当て、かつ「き」の音を濁音に変えて「ぬれぎぬ」とする読み方。
そして、もう1つは「衣」に訓読みの「ころも」を当て、かつ「こ」の音を濁音に変えた「ぬれごろも」という読み方です。
正しい読み方の結論
「濡れ衣」は「ぬれぎぬ」と「ぬれごろも」両方の読み方を用いることができます。
「濡れ衣」の意味
「濡れ衣(ぬれぎぬ/ぬれごろも)」とは、「濡れた衣服」や「身に覚えのない罪の例え」、「根拠のない噂」や「無実の浮き名」を意味する言葉です。
「濡れ衣」の言葉の使い方や使われ方
・『真犯人の策略に引っかかり、主人公は事件の濡れ衣を着せられることになった』
・『疑いをかけられたことに対し、被疑者は濡れ衣であることを必死に訴えた』
・『調査によると、彼は仲間を庇うためにあえて濡れ衣を被ったようだ』
まとめ
・「濡れ衣」は「ぬれぎぬ」と「ぬれごろも」両方の読み方を用いることができます。
・「濡れ衣(ぬれぎぬ/ぬれごろも)」とは、「濡れた衣服」や「身に覚えのない罪の例え」、「根拠のない噂」や「無実の浮き名」を意味する言葉です。