僧侶が修行のために多くの国を歩き回る行為は「行脚」と呼ばれます。
この記事では、「行脚」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「行脚」の正しい読み方は「あんぎゃ」と「ぎょうきゃく」どちら
「行脚」の正しい読み方は「あんぎゃ」であり、「ぎょうきゃく」とは読みません。
この言葉に使われている「行」は音読みで「こう」、「ぎょう」、「あん」と読み、訓読みは「行く」で「いく」、「ゆく」、「おこなう」と読みます。
「脚」は音読みで「きゃく」、「きゃ」と読み、訓読みは「あし」と読みます。
「行脚」の場合は「あんぎゃ」という特殊な読み方となるので注意しましょう。
正しい読み方の結論
「行脚」の正しい読み方は「あんぎゃ」であり、「ぎょうきゃく」は間違いです。
「行脚」の意味
「行脚」は元々仏教の僧侶が修行のために諸国を歩いて回ることを示す言葉でした。
現代でも「行脚」をする僧侶は存在しますが、これ以外にも一般の人が地方を歩き回ったり、旅をする際にも使われるようになりました。
「行脚」は様々な観光地を巡る場合や、ライブやツアーを制覇する際に使われます。
「行脚」の言葉の使い方や使われ方
・『その僧侶は盲目でありながら諸国を行脚したことで有名です』
・『地方の温泉や秘湯を行脚するのが大好きであり、最近は紹介ブログを作り始めました』
・『その考古学者は複数の遺跡を行脚しており、知識が豊富なので色々な話を聞かせてもらいました』
まとめ
「行脚」は元々僧侶が修行のために諸国を歩き回る行為を表す言葉でした。
しかし現代では地方を巡る時や色々な場所に旅行する時にも使うようになり、修行ではなく娯楽としての意味を持つようになりました。
