この記事では、「雪崩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「雪崩」の正しい読み方は「ゆきくずれ」と「なだれ」どちら
まず、結論から述べると「雪崩」は「なだれ」と読みます。
「雪」という漢字は訓読みでは「ゆき」や「雪(すす)ぐ」、「雪(そそ)ぐ」と読み、音読みでは「せつ」と読みます。
そして、「崩」は訓読みでは「崩(くず)れる」と読み、音読みでは「ほう」と読む漢字です。
「雪崩」と書いて「なだれ」とはどうやっても読めないように感じますが、これには「熟字訓」と呼ばれる「当て字」による読みが当てられているためです。
「熟字訓」とは、「時雨(しぐれ)」や「竹刀(しない)」のように本来その漢字が持つ読み方を無視した特殊な読み方をするものを指します。
正しい読み方の結論
「雪崩」の正しい読み方は「なだれ」になります。
「雪崩」の意味
「雪崩」は「傾(なだ)れ」とも表記され、以下の意味が含まれています。
・「山の斜面上に積もった大量の雪が、重力などの影響により急激に崩れ落ちる現象」
・「傾斜」や「斜めに傾くこと」
・「押し崩れること」や「崩れ落ちること」
など。
「雪崩」の言葉の使い方や使われ方
・『映像では煙や蒸気のような雪崩が起こる瞬間が収められていた』
・『集中豪雨により、山の土砂が雪崩のように滑り落ちていた』
・『行政上のトラブルが起こり、大勢の人たちが雪崩を打って窓口に押し掛けていた』
まとめ
・「雪崩」の正しい読み方は「なだれ」になります。
・「雪崩」は「山の斜面上に積もった大量の雪が、重力などの影響により急激に崩れ落ちる現象」や「傾斜」、「押し崩れること」や「崩れ落ちること」などの意味を指す言葉です。