この記事では、「初盆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「初盆」の正しい読み方は「しょぼん」と「はつぼん」どちら
「初盆」には2つの読み方があります。
1つ目は「はつぼん」で、訓音読みになります。
訓音読みとは、訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
「初」の音読みは「しょ・そ」、訓読みは「はじ(め)・はじ(めて)・ はつ・うい・そ(める)・うぶ」、「盆」の音読みは「ぼん・ほん」、訓読みは「はち」です。
2つ目は「ういぼん」で、こちらも訓音読みになります。
通常「しょぼん」という読み方はしません。
正しい読み方の結論
「初盆」の正しい読み方は「はつぼん」「ういぼん」で、意味は同じです。
「しょぼん」とは読みません。
「初盆」の意味
「初盆」とは、「亡くなった人の四十九日が終わった後に迎える最初のお盆のこと」です。
故人にとって初めてのお盆とあり、遺族にとってもより丁寧に供養することが多くなります。
「はつぼん」「ういぼん」の読み方は地方によって異なります。
また、「初盆」は「新盆」とも表記され、こちらも地方によって「にいぼん」「あらぼん」「しんぼん」と呼びます。
意味は「故人にとって最初のお盆」「旧盆に対し、7月に行われるお盆」の2つがあります。
「初盆」の言葉の使い方や使われ方
「初盆」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『今年は祖母の初盆(はつぼん)になる』
・『初盆(はつぼん)を迎えるので盆灯篭を購入する』
・『初盆(ういぼん)なのでナスとキュウリを用意する』
まとめ
今回は「初盆」の読み方について紹介しました。
「初盆」の正しい読み方は「はつぼん」「ういぼん」の2つで、「しょぼん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。