この記事では、「尊ぶ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「尊ぶ」の正しい読み方は「たっとぶ」と「とうとぶ」どちら
「尊ぶ」の読み方として想定できるものに、「たっとぶ」と「とうとぶ」があります。
「たっとぶ」と「とうとぶ」の二つの読み方のうち、「尊ぶ」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「尊ぶ」の正しい読み方の結論は、「たっとぶ」と「とうとぶ」のどちらとも正しい読み方になります。
「尊ぶ」の古語における原形は「たふとぶ」であり、それが現代語表記では「とうとぶ」と読まれることになりました。
「とうとぶ」の読み方がさらに発声しやすいように音韻変化して「たっとぶ」という読み方も生まれました。
そのため、「たっとぶ」と「とうとぶ」の間に意味の上での違いはありません。
どちらかといえば、「たっとぶ」のほうが口語的(話し言葉的)です。
「尊ぶ」の意味
「尊ぶ」の意味は、「特別な尊い存在として崇めたり拝んだりすること+神仏など超越的存在に対する崇敬」を意味しています。
「尊ぶ」のより日常的な意味として、「価値があるものとして重視すること+重要な人物として重んじる・尊重する」もあります。
「尊ぶ」の言葉の使い方や使われ方
「尊ぶ」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『人権や個人の自由を尊ぶ価値観が先進国では共有されていますが、独裁国家ではその前提は成り立たないことがあります』
・『古来から天皇家は日本国の守護者・祭祀者として尊ばれてきましたが、現代でも尊皇家は多くいます』
・『彼女は動物や昆虫の生命でさえも尊ぶといった道徳観念を強く持っていました』
まとめ
この記事では、「尊ぶ」の正しい読み方「とうとぶ・たっとぶ」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「尊ぶ」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の内容を参考にしてみてください。