この記事では、「御転婆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「御転婆」の正しい読み方は「おてんば」と「ごてんば」どちら
「御転婆」は「おてんば」と読み、訓音読みになります。
訓音読みとは、訓読みと音読みが組み合わさった読み方で、「湯桶読み(ゆとうよみ)」とも言います。
「ゆ」は訓読み、「とう」は音読みであるからです。
「御」の訓読みは「おん・お・み・おさ(める)」、「転」の音読みは「てん」、「婆」の音読みは「ば」です。
「ごてんば」は「御殿場」と書き、違う語です。
正しい読み方の結論
「御転婆」の正しい読み方は「おてんば」です。
「ごてんば」とは読みません。
読み方により意味が違ってきます。
「御転婆」の意味
「御転婆」意味は、「若い女性が恥じらいなく活発に行動すること」です。
基本的に、女性に使われる言葉です。
「おてんば」の語源には以下の3つがあります。
1つ目は、オランダ語の「onntembaar(オンテンバール)」を日本語化したという説で、「飼い慣らせない」という意味です。
「言うことを聞かない」「大人しくしない」という意味で使われる様になりました。
2つ目は「伝馬(てんま)」が変化したという説で、「将軍家御用達の品物を運ぶ馬」という意味です。
この馬が元気に飛び跳ねる様子から使われる様になりました。
3つ目は、「てばてば」という擬態語が変化したという説で、「若い女性が早足で歩く様子」から「出しゃばる」という意味で使われる様になりました。
「御転婆」の言葉の使い方や使われ方
「御転婆」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『子供の頃から木登りが好きな御転婆だった』
・『すぐにケンカするので御転婆娘とよばれていた』
・『彼女は御転婆でよく男子に混じって野球している』
まとめ
今回は「御転婆」の読み方について紹介しました。
「御転婆」の正しい読み方は「おてんば」で、「ごてんば」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。