「病巣」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「病巣」の正しい読み方と意味について解説します。
「病巣」の正しい読み方は「びょうそう」と「びょうす」どちら
「病巣」という言葉の読み方としては「びょうそう」と「びょうす」の2つが考えられます。
「びょうそう」と「びょうす」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「病巣」の正しい読み方は「びょうそう」です。
「病」には「病気」【びょうき】「発病」【はつびょう】など「びょう」という読み方があります。
「巣」は「巣窟」【そうくつ】「営巣」【えいそう】など「そう」と読むほか、「巣箱」【すばこ】「巣穴」【すあな】など「す」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「びょうそう」と「びょうす」のうち「病巣」の正しい読み方は「びょうそう」で「びょうす」は間違った読み方です。
「病巣」の意味
「病巣」とは、「体の中で病的変化が発生している部分」を意味する言葉です。
体内で病源となっている場所を指す言葉で病気の中心部分にあたります。
外科手術では摘出対象となる悪化している部分を指し、がんであればがん細胞の部分が「病巣」です。
かつては病巣が全ての病気の原因に当たると考えられていましたが、現在では慢性的な体調不良などはっきりとした病巣が存在しない病気もあることが分かっています。
「病巣」の言葉の使い方や使われ方
・『外科手術により悪くなった病巣を取り除く』
・『病巣を調べて病気の原因を探る』
・『検査で体のとこに病巣があるのかを突き止める』
まとめ
「病巣」の読み方は「びょうそう」が正しく「びょうす」は間違いです。
健康の密接に関係する言葉なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。